居心地のよい空間を目指して③

 【青梅市 S様邸の場合】

レイアウト変更・整理収納・家事動線のご提案

前回に続きまして、「リビングダイニングと隣の和室部分が落ち着かない」とお悩みのS様邸の改善プランです。

押入・床の間の目隠しカーテンは生地も長さも揃えて
カラフルなワンちゃん用の洋服は床の間の収納に

和室部分ご提案

S様邸の和室内の物干にはカラフルなワンちゃん用の洋服が下げられていました。

床の間はDIYがお得意なご主人様がピッタリサイズの棚をつくり収納としてお使いでした。

今回、和室部分でご提案したのは以下の2点です。

①床の間収納内に突っ張り棒を設置。ワンちゃん用の洋服は突っ張り棒に掛けて保管する。

②襖を撤去してオープンにして使っている押入と床の間収納の目隠しカーテンの生地を同じものにする。

カーテンの長さも揃える。

室内の色数が多いとどうしても雑然とした印象を与えてしまいます。カラフルなモノは収納内やかごに入れるなど目につきにくいようにすることで、室内の印象も変わってきます。

また、押入と床の間の目隠しカーテンは同じ生地で長さも揃えてたことでスッキリとしました。

洗濯物を干すためのハンガーパイプを設置

家事動線のご提案

ヒアリング時にS様に家事動線の中でも特にポイントとなる洗濯時の動きについて伺いました。

S様のお宅では3ステップで洗濯物を干していました。

(1)洗面室にある洗濯機で洗濯したものを一旦1階和室に持っていく。

(2)和室に設置している物干を使って角型ハンガーなどに吊り下げる。

(3)吊り下げた洗濯物を2階のベランダに持っていき天日干し。

また、花粉が飛散する時期や梅雨時は1階和室に洗濯物を室内干ししている。

乾いた洗濯物は1階の和室に下げて家族の各々が部屋に持っていくようにしている。とのお話でした。

そこで、以下の3つのご提案をしました。

①洗面室に突っ張り棒を設置する。洗面室内で洗濯物を角型ハンガーなどに吊り下げる作業をして、そのままベランダに干す。

②室内干しをする際は、洗面室に設置した突っ張り棒を使って干す。除湿器などを使用する。

※S様邸の洗面室は一般的な洗面室よりもゆとりがあります。

③将来的なご提案として庭に物干スペースをつくる。

※S様邸のお庭には洗濯物を干せる程度のスペースがありました。

③は将来的なお話として①②の提案をご採用いただき、洗面室に突っ張り棒を設置していただきました。

押入は襖を外して使われていました
床の間は隣の押入とは違う生地で目隠し
床の間も収納としてお使いでした
和室に物干と設置してワンちゃん用の洋服も引掛けて保管

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